DeNAは4連敗、7日に敗れると12球団最速の終戦も 球団新人61年ぶり4番・牧の2安打も無得点

[ 2021年10月6日 21:06 ]

セ・リーグ   DeNA0─2阪神 ( 2021年10月6日    横浜 )

<D・神24>4回無死一塁、牧は左翼線二塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 DeNAは6日、本拠地・横浜スタジアムで阪神に0―2と完敗。1分けを挟んで4連敗となり、借金は今季ワーストの18となった。あす7日の阪神戦にも敗れると、他球団の結果次第でCS進出の可能性が完全消滅する。新任の三浦大輔監督が、12球団最速で「終戦」となり、消化試合に突入する可能性がでてきた。

 DeNAの牧秀悟内野手が「4番・二塁」で先発出場し、4打数2安打と気を吐いたが、得点を奪えなかった。これまで4番を打っていたタイラー・オースティン外野手が左足ふくらはぎの肉離れで出場選手登録を抹消。牧がプロ入り後初めて4番に座った。チームの新人で4番に座るのは、1960年の黒木基康以来、61年ぶりだった。

 0─0で迎えた2回先頭の第1打席で、阪神先発の西勇から左前打を放ったが、続く宮崎の三直で、牧は一塁に戻れず。2点を追う4回無死一塁の第2打席では無死一塁で左翼線二塁打し、無死二、三塁とチャンスを拡大したが、後続が凡退した。

 その後の2打席は安打が出なかったが、ルーキーの奮闘も打線がつながらない。5位の広島とも2ゲーム差と広がった。

 ▼三浦監督 (投手陣は)我慢強く投げたと思います。(攻撃は)ノーアウトのチャンスを生かせなかった。(牧の4番は)色々と考えて決断しました。状態もいいですし、勝負強い打者なので。4番に入っても、牧らしい打撃をしてくれた。

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2021年10月6日のニュース