阪神・秋山 無観客の甲子園でヒーローインタビュー「ファンの声援は僕の胸に届いていた」

[ 2021年4月30日 21:52 ]

セ・リーグ   阪神4-2広島 ( 2021年4月30日    甲子園 )

<神・広(6)>無観客の中で応援してくれたマスコットとタイガースガールズに帽子を掲げる秋山(撮影・北條 貴史)
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 阪神は無観客開催となった甲子園での初戦を勝利で飾り、両リーグ最速の20勝に到達した。先発・秋山は7回1/3を6安打2失点と好投し3勝目。お立ち台ではファンクラブKIDS会員から募集した質問にも答えた。以下は一問一答。

 ―投球を振り返って。
 「前回登板、悔しい思いをしていたので、この1週間やり返す気持ちを強くもって過ごした1週間だったので、チームが勝つことができてよかったです」

 ―広島打線に対して意識したことは。
 「フォークで先行してたんですけど、そこを前回、見られる傾向があったので、他の球を有効に使いながら進めることができたと思います」

 ―球種もうまく使い分けていた。
 「絶対的な球がないので、持ち球全てをうまく使うのが自分のスタイルだと思うので、きょうはできてよかったです」

 ―好投が味方の好守にもつながった。
 「やっぱり三振も多く取ることはないので、テンポよく野手を信頼して投げ込んでます」

 ―8回の降板は悔しい表情も見せていた。
 「やっぱり投げきりたかったですし、1本ホームラン打たれた後も、あそこで岩崎に助けてもらう形になってしまったのが、すごく悔しいんで、また次に向けてしっかり頑張りたいと思います」

 ―広島戦7連勝の相性の良さは感じているか。
 「僕も毎回すごく嫌だなと思いながら投げてるんですけど、こういう7連勝という結果にはなってるんで、しっかり次回も期待に応えられるように頑張りたいと思います」

 ―両リーグ最速の20勝一番乗り。4月のチームの雰囲気を振り返って。
 「チームはすごく若くなってるんですけど、ベンチでもすごくみんな元気ですし、本当にいい雰囲気でやれていると思うので、僕たちもそれに乗っかって、勢いある投球続けたいと思います」

 ―無観客試合となったがファンの声援は届いている。
 「こんな素晴らしい球場で、無観客というのはすごくさみしかったですけど、こうして甲子園、無観客、一発目ということで、重くなりすぎないように、テンポよくっていうことを心がけたので。しっかりピンチでも粘ることができましたし、ファンのみなさまの声援は僕の胸に届いてたと思います」

 (ファンクラブキッズ会員からの質問)

 ―カジムラナオキくん(9歳)から。『お母さんは西条高校出身なので、秋山さんを一番応援しています。僕は野球がうまくなりたいと思っています。高校生の時に一番練習したことはなんですか』
 「あんまり練習はしてなかったんですけど、ずっとピッチャーやってたので、走り込みっていうのは一番多くやってたのかなと思います」

 ―タケダフウラくんから。『僕は今日の試合で秋山さんが本当にかっこよかったと思います。秋山選手はご自身で一番どこがよかったと思いますか』
 「全体的に低めの制球がよかったとおもいますし、高めも時折有効に使うことができたので、梅野の配球の意図っていうのをすごくうまくくみ取りながら。全体的によかったと思います」

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