巨人・菅野 7回3失点降板、3試合連続完投勝利ならず 昨季2完封、25回零封した中日に…

[ 2021年4月30日 20:32 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2021年4月30日    東京D )

<巨・中>7回2死、ガーバーの打球を好捕する菅野 (撮影・森沢裕)
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 巨人のエース、菅野智之投手(31)が中日戦(東京D)に先発登板。7回8安打3失点で降板し、3試合連続完投勝利と今季3勝目を逃した。

 昨季は25イニング無失点に抑え、2完封を含む3戦3勝した中日との今季初顔合わせ。だが、2回に先頭の相手主砲・ビシエドに内角高め直球を弾丸ライナーで左中間スタンドに叩き込まれ、2019年9月4日(前橋)の2回に4失点して以来604日ぶりとなる中日戦の失点を喫した。さらに高橋周、木下拓に安打された1死一、三塁から根尾の一ゴロで2失点目。4回には根尾に左中間二塁打された2死三塁から高松にプロ初打点となる右前適時打を許して3失点となった。

 4回までに7安打され、球数も70球。5回は2死から高橋周にこの試合3安打目となる左中間二塁打を打たれるも無失点で切り抜けたが、5回で早くも球数が88球に達した。それでも6回、7回は2イニング連続で3者凡退にピシャリ。0―3で迎えた7回、味方打線が2点を返し、2死走者なしで菅野に打席が回ると代打・松原を送られ、ここで降板となった。

 菅野の投球内容は7回で打者30人に対して114球を投げ、8安打3失点。6三振を奪い、四球はなく与えた死球が1つだった。

 菅野は9回6安打完封した16日のDeNA戦(横浜)、9回5安打1失点だった23日の広島戦(東京D)に続いて3試合連続完投勝利がこの試合に懸かっていた。

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2021年4月30日のニュース