日本ハム・生田目 勝負の3年目へ「実力は努力の差」、人気ユーチューバーの言葉グラブに刻み

[ 2021年1月23日 05:30 ]

キャッチボールする生田目(撮影・沢田 明徳) 
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 日本ハムの生田目翼投手(25)が人気ユーチューバーの言葉をグラブに刻み、3年目に勝負を懸ける。社会人出身の即戦力と期待されたが過去2年は通算7試合で0勝2敗、防御率7・71。「今年結果を出さないと、自分でも危ないと思っている」と危機感を募らせる。

 勝負の年と位置づけた今季に新調したグラブには「実力は努力の差」と刺しゅうした。元は戦国武将・武田信玄の言葉の一部だが、生田目はユーチューバーのエンリケを通して知った。エンリケは2日で1億円を稼ぐキャバ嬢だったといわれ、分野は違うが「素敵な言葉だと思った。どんな世界でも1番を獲った人の言葉。そこには何かある」と素直に受け止めた。

 このオフはウエートトーニングで徹底的に下半身の強化に努めた。「(投球の)映像を見て、上半身だけで投げていた。下も使って楽に投げることを意識したい」。常にネガティブな思考も改める。生田目は「(ポジティブな)メンタルは自分に必要なこと。死に物狂いで結果を出したい」と、自らを崖っ縁に追い込んで3年目の躍進を誓った。

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