巨人「ハヤト」後継最右翼は「ライト」、ドラ3中山礼都を原監督絶賛「坂本に匹敵」

[ 2021年1月23日 05:30 ]

原監督が「坂本級」と期待を寄せる、巨人ドラフト3位の中山礼都
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 ハヤトの後継はライトだ。巨人・原辰徳監督(62)が22日、ドラフト3位・中山礼都(らいと)内野手(18=中京大中京)の潜在能力を「坂本勇人級」と評価した。都内でスタッフミーティングを開催し、春季キャンプ1、2、3軍メンバー振り分けを発表。中山は2軍スタートながら、早期1軍昇格の可能性を示唆した。「宮崎組」は2月8、13日に実戦を行い、1軍の沖縄2次キャンプ行きの切符を競う。

 1メートル82の大型遊撃手ながら、まだ18歳。原監督が自ら挙げたのは、中山の名前だった。

 「ドラフト3位で入った中山君、非常に目立ちましたね。(坂本)勇人に匹敵するぐらい良いものを持っている」。ジャイアンツ球場での新人合同自主トレを2度視察。高校通算17本塁打のパンチ力に50メートル5秒9の俊足と、高いレベルで走攻守そろった好素材が、チームの顔と重なった。

 新人ではドラフト1位・平内(亜大)と4位・伊藤優(三菱パワー)の即戦力2投手がキャンプ1軍スタート。中山は「一足飛びに1軍に上げようとは考えておりません」と2軍スタートだが、「近々未来、かなり早く1軍レベルになる可能性がある。かなり早く来る可能性を持っている」と強調した。

 坂本勇、菅野ら「S(スペシャル)班」の主力19人は東京ドームでキャンプインする。1、2軍は宮崎の同じ敷地内の別球場で、3軍がジャイアンツ球場で始動。計4班に分けた意図を「効率よく練習ができる環境をつくりたい」と説明し、コロナ禍の密集も防ぐ。S班には「アスリートに最も重要なレスト(休養)の時間が少なかった」と昨季の疲労を考慮した一方、若手主体の宮崎でのし烈なサバイバルを予告した。

 「鉄は熱い中でガンガンと構築していく。叩く」。2月8日には1、2軍の対抗戦を実施する。同13日には、沖縄キャンプの切符を懸けた紅白戦を予定。「試合の中で結果というものを重視する」と実力至上主義を貫く。昨年は37人が沖縄入り。今年も同程度なら、S班を除く18枠を1、2軍の計42人で競う。

 中山は、イチロー氏をはじめ右翼に超一流選手が多いという理由から、自身と同じ中京大中京野球部出身の父・慎也さん(45)に「らいと」と名付けられた。外野経験はない。原監督からは、球界屈指の遊撃手となり得る可能性について「目の輝きも、体の動きも、技術面も」と評された。高校生が1軍キャンプ合流を果たせば、球団では03年長田昌浩以来。18年ぶりの夢が広がる。(神田 佑)

 【中山礼都(なかやま・らいと)】
 ☆生まれ&サイズ 2002年(平14)4月12日生まれ、愛知県出身の18歳。1メートル82、80キロ。右投げ左打ち。

 ☆球歴 高蔵小1年時に野球を始め、沢上中時代は東海ボーイズに所属。中京大中京では2年秋に中日のドラフト1位右腕・高橋宏らとともに明治神宮大会優勝。

 ☆車と競走 中学2年時から実家前の道路で、通りがかった車との短距離走をしていた。リオ五輪400メートルリレーの銀メダリスト・山県亮太の影響で始め「(運転手も)びっくりしていたんじゃないですかね」。

 ☆父と二人三脚 小学生時代から、父・慎也さんとのティー打撃を自宅で繰り返した。巨人・阿部(現2軍監督)や高橋由伸らのフォームを参考にするなどしてミート力を磨いた。

 ☆坂本ファン 初めて東京ドームで観戦した小2時から巨人ファン。憧れの選手は、遊撃手を始めたきっかけにもなった坂本勇。

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