ロッテ ソフトB上回る12安打も…井口監督 藤原&安田ら奮闘に収穫「いい経験ができた」

[ 2020年11月15日 17:02 ]

パ・リーグCS第2戦   ロッテ4―6ソフトバンク ( 2020年11月15日    ペイペイD )

<CS ソ・ロ>ソフトバンクの勝利を見つめる井口監督(右) (撮影・奥 調)
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 ロッテは2試合連続で逆転負け。最後までソフトバンクに食らいついたが、2010年以来の「下克上」はならなかった。

 「シチュエーション的に今日は追い越さないと。同点じゃ駄目だったんで。攻めていかなくちゃいけない状況だった」と井口監督。相手を上回る12安打を放ったが、あと1本が出ず。一方でソフトバンクは3本塁打と長打力の差も見せつけられた。

 それでも指揮官は「収穫」を強調した。「選手は1年間頑張ってくれたと思うし、最後はこういう経験できたのは良かったと思う。若い子もしっかりと活躍してくれたし、来年にしっかりつながるシーズン、クライマックスだったんじゃないかと思う」

 この日は2番・藤原と4番に復帰した安田がともに3安打。若い力が大舞台で存在感を発揮した。

 「(シーズンの)終盤以降、打線がなかなか機能しなかったというか、長打を打てる選手が全員抜けてしまったんでね。選手もよく四球を選んだりしながら、つなげてくれた。今年はそういう野球でしか勝てない状況だったんで。そこを徹底してみんなやってくれていた」

 全てをプラスに。「去年と今年と一回り以上、大きくなっているんじゃないですかね、選手達は。いい経験ができたと思いますし」と井口監督は前を向いた。

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2020年11月15日のニュース