巨人・坂本と同じ88年世代のレッズ・秋山「若い選手に対して何でも聞きにいける姿勢が凄い!」

[ 2020年11月9日 05:30 ]

巨人・坂本 2000安打達成

15年プレミア12で銅メダルを胸に笑顔を見せる秋山(右)と坂本。左は筒香
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 同じ1988年生まれで親交の深いレッズ・秋山翔吾外野手(32)が、通算2000安打を達成した巨人の坂本に祝福のメッセージを寄せた。

 勇人、おめでとう!この年齢での2000安打達成を1988年生まれの“同級生”として、本当にうれしく思います。1年目の終わりから試合に出始めて、2年目にはレギュラーになりましたが、それをつかんで離さなかった。ここまで大きな離脱がないのが凄いです。

 巨人で若い頃から遊撃手でずっとレギュラーで出るということは、他の人には計り知れないプレッシャーがあります。それだけ大変なポジションですし、巨人は人気の度合いが違うので、1打席に立つ重みや緊張感は比べられないほど凄いものだと思います。その中でつぶれてしまう選手もいる中で、2000安打を打つということは、技術は間違いなく高いです。

 侍ジャパンで何度もチームメートになりましたが、若い選手に対して何でも聞きにいける姿勢が凄い。あの笑顔とか、ちょっと出る関西弁とかも女性にはたまらないと思います。良いなと思った選手にためらいなく聞きにいく姿は、何度も見てきました。簡単なようでなかなかできないことです。

 88年世代に光が当たるようにしてくれているのは、勇人、田中、前田の3人が代表格で、柳田という化け物がいてという感じ。今年は大野も凄いし、まだまだやれると思っている選手は多いと思います。僕らは敵チームであっても“同級生”を純粋に応援できる雰囲気があって、それぞれに追いつきたいという思いを持っています。この関係が長く続くといいなと思いますし、僕も置いていかれないようにやらなきゃいけないと思います。

 勇人の慰労会ができるご時世になれば、ぜひやりたいです。リーダーの前田に僕はついていくだけですが、互いに刺激になると思うし、「なんか集まりたいよね」という思いを持った世代だと思います。(レッズ外野手)

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