阪神・大山 逆転本塁打王へ打順1番あるぞ 矢野監督「打席を多く」

[ 2020年11月9日 05:30 ]

逆転本塁打王へ、打順1番で出場する可能性が出てきた阪神・大山
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 阪神・矢野燿大監督(51)が8日、大山悠輔内野手(25)の逆転本塁打王を後押しするため、残り2試合では4番よりも上位の打順で起用する考えがあることを明かした。

 「前の打順で打席を多く立ってね。ファンのみなさんも求めていると思う。なるべくというか、現状そうしようかなと思っています」

 7日の広島戦に勝利して2位が確定し、個人目標を見据えた用兵への切り替えが可能になった。特に10日の巨人戦は今年最後の伝統の一戦。3本差で追う岡本との最後の“直接対決”だけに1番起用でチャンスを与える可能性が高い。先発1番なら新人だった17年8月16日の広島戦以来だ。

 あと2本で生え抜きでは85年の掛布雅之(40本)、岡田彰布(35本)以来の30発にも到達。大山本人も「1年間やってきたことは最後までやり切らないといけないと思います。悔いが残らないように一打席一打席、一球一球をしっかり大事にしたいと思います」と意欲十分だった。(山本 浩之)

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2020年11月9日のニュース