ソフトバンク・石川が中継ぎで11勝目 最多勝、最高勝率の2冠 都立高出身投手ではドラフト制後初

[ 2020年11月9日 21:05 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6ー2西武 ( 2020年11月9日    ペイペイドーム )

<ソ・西>ソフトバンク2番手の石川(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの石川柊太投手(28)が5-1と4点リードの4回から2番手で登板。3回2安打無失点に抑えて、11勝目を挙げ、リーグトップの同僚の千賀、楽天・涌井と並んだ。

 この試合に投げなくても、自身初のタイトルとなる最高勝率を手にしていたが、勝利を挙げれば2冠。勝っている場面で、4回から登板する願ってもない展開で好投し、白星を手にした。今季初の中継ぎ登板に「久しぶりの中継ぎで最初は少しバタバタしてしまいましたが、少しずつ自分のリズム、テンポで投げる事ができるようになったと思います。今日は自分の感覚を大事に投げる事ができた。次の登板に向かってしっかり調整をしていきたい」とクライマックスシリーズを見据えた。

 石川は都総合工科出身。都立高出身の選手のタイトルは、ドラフト制以降では初めての快挙となった。

 守護神の森もセーブを挙げれば、33セーブで西武・増田と並ぶ最多セーブとなったが、セーブ機会に恵まれなかった。

 それでも、パの独走優勝を果たしたソフトバンク勢は千賀が最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の3冠、石川が最多勝、最高勝率の2冠、モイネロが最優秀中継ぎのタイトルを獲得。さらに、野手陣では、柳田が最多安打、周東が盗塁王となった。

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2020年11月9日のニュース