東京六大学フレッシュT開幕 早大弟分快勝スタート

[ 2020年11月9日 13:52 ]

東京六大学秋季リーグ戦フレッシュトーナメント ブロック戦第1日   早大5―0法大 ( 2020年11月9日    神宮 )

東京六大学秋季フレッシュT・法大―早大・決勝2ランを含む2安打3打点をマークした早大の森田朝(写真左)
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 1、2年生中心のチーム編成で戦うフレッシュトーナメントが開幕。早大が投打にかみ合い、法大を下した。

 先発の右腕・雪山幹太投手(2年、早実)が7回1/3を無失点。2番手の左腕・原功征投手(2年、彦根東)も無失点で抑えて、完封リレー。

 打っては7回、森田朝陽外野手(1年、高岡商)が右越えへ決勝2ランを放った。

 前日、リーグ戦を制覇した「兄貴分」を、ともにスタンドから応援。早実時代、捕手から投手に転向。「高3夏に投手として負けて悔しかった。屈辱を晴らしたかった」と大学進学後、本格的に投手に専念した。エース早川の力投ぶりを見て「あの背中を見て、僕も頑張らないとと思った。いつかあの舞台に立ちたい」と憧れのまなざしを向けた。

 外野手の先輩である蛭間の劇的な逆転2ランを目の当たりにした森田は「リーグ戦の早慶戦の舞台に立ちたいという思いがより強くなった」。高岡商時代は通算18本塁打で、昨夏甲子園では左越えソロも放った左の強打者。「いつか蛭間さんに追いつけるよう頑張りたい」と力を込めた。

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2020年11月9日のニュース