阪神・藤浪にラストチャンス 13日広島戦でリベンジ投へ 矢野監督「もう一回は…と思っている」

[ 2020年9月7日 05:30 ]

雨が降り、グラウンドを引きあげる藤浪(撮影・坂田 高浩)
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 阪神・藤浪に“ラストチャンス”が与えられることになった。5日の巨人戦で球団ワーストの11失点を喫して4回2/3で降板。2度続けて5回を投げきれなかった現状を踏まえた上で、矢野監督が「もう一回は…と思っているんだけど。天気もあるしね。それは断言できないけど、(次も1軍で)行かそうとは思っている」と明言した。今後中止などがなければ、13日の広島戦での先発が濃厚だ。

 藤浪は屈辱的なKOの翌日もグラウンドに一番乗りして練習に参加。福原投手コーチと約10分間話し込んだ後はほとんどの時間をキャッチボールに費やし、フォームを確認するように入念に腕を振った。途中、スタッフを座らせて変化球を投げるなど、いくつかのポイントを念頭に修正に努めたようだ。

 7月下旬に昇格して2年ぶり勝利を挙げた一方、1勝5敗で防御率5・27。矢野監督は改めて「昨日も言ったんだけど、通用している部分とまだまだ課題、足りないところがあるから、ああいう結果になると思う」と指摘した。次回登板は生き残りをかけた登板となることは間違いない。(遠藤 礼)

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2020年9月7日のニュース