完投男・大野雄は無敗男・菅野との投げ合いに「粘っていればチャンスはある」

[ 2020年9月7日 17:38 ]

投球練習後にルイスブルペン捕手と話し込む大野雄(左)
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 中日の大野雄が7日、ナゴヤドームで行われた先発投手練習に参加。8日の巨人戦の先発に向けて、マウンドで46球を投げ込むなど、最終調整に臨んだ。

 8日の相手先発は、今季9勝負けなしの無敗男・菅野。「9連勝している投手ですから、付け入る隙は中々ないと思いますけど、自分のピッチングをして粘っていればチャンスはあると思う。試合が終わった時にドラゴンズが勝っているように自分の仕事を果たしたい」と目の前の1勝を求め、全力投球を誓った。

 大野雄にとっては球団新記録となる6試合連続完投勝利のかかる登板でもあるが「全然意識していない。相手が菅野投手。どちらかのチームに先に入った点数がすごく重くのしかかるんで、僕は最初の1点をやらないように初回から全力で行くんで、途中でバテたらすいませんという感じでいきます」と立ち上がりからアクセル全開で巨人打線に挑む覚悟だ。

 菅野との投げ合いはこれまで6度あり、大野雄が1勝3敗と負け越している。

 “完投男”と“無敗男”の意地がぶつかるマウンド。野球の神様はどちらに微笑むか。注目が集まる。

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