上原浩治氏 “田沢ルール”撤廃に「よかったやんかぁ」今後のルール整備についても期待

[ 2020年9月7日 21:35 ]

上原浩治氏
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 巨人在籍時の昨年5月にシーズン途中で現役を引退した元メジャーリーガーの上原浩治氏(45)が7日、自身のツイッターを更新し、「田沢ルール」撤廃についてコメント、かつてレッドソックスでともに2013年にワールドシリーズ制覇に貢献した現BCリーグ・埼玉の田沢純一投手(34)にエールを送った。

 上原氏は「ルール撤廃…よかったやんかぁ」とし「でも、だからと言ってドラフトされる保証はないから頑張ってよ」とエール。また、ルールに関しては「直接アメリカにいく選手が増えるかもしれないけど、新たなルールを日米間で作るべきでは?と思う今日この頃…」と、今後のルール整備についても期待した。

 田沢ルールとは、ドラフト指名を拒否して海外のプロ球団と契約した選手は、海外球団を退団した後も、一定期間(高卒選手は3年間、大学・社会人出身は2年間)はNPB球団と契約することはできない、という12球団の申し合わせ事項。08年12月に、当時新日本石油ENEOSに所属し、ドラフト1位候補だった田沢がレッドソックスと契約したことを受け、大リーグへの有望な若手流出を防ぐために承認されたもの。

 10月26日に予定されるドラフト会議で、12球団が田沢を指名することが可能となった。田沢は3月にレッズ傘下マイナーを自由契約となり、7月にBCリーグ・埼玉へ入団。今季はここまで7試合に投げ、1勝0敗、防御率3・86の成績を残している。

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