巨人、両リーグ40勝一番乗りで貯金18! 阪神は巨人と8・5ゲーム差に開き、3位転落

[ 2020年9月7日 21:15 ]

セ・リーグ   巨人3―2阪神 ( 2020年9月7日    甲子園 )

<神・巨>5回1死一、二塁、岡本は左中間に適時二塁打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 巨人が3―2で阪神を下して2連勝。両リーグを通じて40勝一番乗りを果たし、貯金を今季最多タイの18とした。連敗を喫した阪神は首位・巨人と8・5ゲーム差に開き、試合がなかったDeNAと入れ替わって3位に転落した。

 巨人は3回、大城、吉川尚の連打などで1死満塁とし、ここで松原の打球は中堅への浅めのフライ。三走・大城はスタートを切ることができなかったが、中堅を守る近本のバックホームが三塁側に大きく逸れ、それを見た大城が本塁へ生還して1点先制した。4回には先頭・岡本の遊ゴロを木浪がはじいて(記録は失策)出塁すると、中島の右中間二塁打などで1死二、三塁としてから大城の中犠飛で1点追加。2―0で迎えた5回には先頭・坂本の遊撃内野安打とウィーラーの中前打などで1死一、二塁としてから主砲・岡本が左中間への適時二塁打を放って3点リードに広げた。

 投げては、8月19日の阪神戦(東京D)で左肘違和感のため2回で涙の緊急降板となったメルセデスが復帰戦に臨み、6回2安打無失点と好投。9回には6番手で登板した守護神・デラロサが糸原に左翼ポール際へ3号ソロを被弾して1点差に迫られたが逃げ切った。メルセデスは7月23日の中日戦(ナゴヤD)以来46日ぶりとなる今季3勝目(4敗)を挙げている。

 阪神は0―3で迎えた7回、2番手左腕・高梨の代わりバナをとらえて先頭・糸原が右前打を放ち、1死二塁で出て来た3番手右腕・大竹からサンズの左前打などで2死一、三塁。ボーアの右翼への大ファウルを見た巨人・原監督がカウント途中でマウンドに4番手左腕・大江を送る中、ボーアの三塁強襲安打で1点を返したが、梅野は三振でこの回1点どまり。9回には糸原の左翼ポール際への3号ソロで1点差に迫ったが、及ばなかった。試合前までの今季巨人戦で2試合計14回1失点と好投していた先発左腕・高橋が味方の失策絡みで1、2点目を失うなど不運もあり、6回9安打3失点(自責1)で2敗目(2勝)を喫している。

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