マー君、2勝目ならず…初回いきなり被弾、6回途中4失点で今季2敗目

[ 2020年9月7日 05:31 ]

ア・リーグ   ヤンキース1-5オリオールズ ( 2020年9月6日    ボルティモア )

オリオールズ戦に先発した田中(AP)
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 ヤンキースの田中将大投手(31)が6日(日本時間7日)、敵地オリオールズ戦で今季7度目の先発。5回1/3を95球、6安打5奪三振の4失点(自責2)で黒星を喫した。

 まさかの立ち上がりだった。初回、先頭のアルベルトに捕手への内野安打で出塁を許すと、続くスチュワートに140キロのスプリットを右翼へ3号2ランを打たれ、いきなりの2失点。スチュワートは前日のヤンキース戦から3打席連続本塁打。さらにセベリーノにも左前打、マウントキャッスルには四球で一、二塁とされ、5番・ルイーズを空振り三振に仕留めて、ようやく1死。後続は何とかしのいで、2失点でこの回を終えた。

 味方打線がメジャー初登板の24歳クレマーを攻め1点差となった2回以降、5回までに許した安打は2。しっかりとスコアボードに「0」を刻んだ。6回、先頭・セベリーノを味方の失策で出塁を許すと、1死からルイーズに中前打され一、二塁のピンチを背負った田中。球数は95球。ここでマウンドを降りた。

 しかし2番手・セサがピリッとせず、バレイカに左安打され満塁に。次打者は三振に仕留めて2死としたが、押し出し四球などで2点を失い、リードを広げられた。

 ヤンキースは7回にも失点。打線は最後まで元気なく、結局4安打1得点に終わり、3連敗となった。

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2020年9月7日のニュース