中日・ビシエド家にニューファミリー 柴犬の「富士」くん 癒やしの存在に

[ 2020年4月10日 05:30 ]

愛犬の「富士くん」をなでるビシエド(本人提供)
Photo By 提供写真

 竜の主砲に強力な家族が加わった。中日・ビシエドが子どもたちがかねて切望していた犬を飼い始めた。昨年12月に生まれた黒色のオスの柴犬で、名前は「富士」。「日本犬だし、家族が富士山が好きなので日本の名前を付けたよ」と由来を明かし、うれしそうに目尻を下げた。

 自宅のある米国でも元々、犬を飼っていたが、特に長男・ジュニア君(10)が日本でも「飼いたい」と熱望。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で学校が休校になるなど、3人の子どもたちは自宅で過ごす時間が増えた。3月中旬にビシエド家にやってきた富士くんは外出自粛を求められる中、家庭内で癒やしの存在となっている。

 本来ならシーズンが始まり、遠征で家を離れることも多い時期。ビシエド自身も「こういう時間をもらえたということで、家族と過ごす。皆でいる時間を大切にしたい」と現状を前向きに捉え、家族とのつながりを大事にしている。

 この日はナゴヤ球場で自主練習を行い、打撃練習などで汗を流した。来日5年目に発生した未曽有の事態。開幕日が決まらず、先が見通せない現状にも焦りはない。

 「今、追い込む必要はない。やってきたことを維持できればいい。日にちが決まったときに(心のスイッチを)パッと入れるように」。一家でもチームでも大車輪の働きを求められる主砲は新しい家族も味方に、どんな困難も乗り越える覚悟だ。(徳原 麗奈)

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