長嶋一茂氏 関根さんとの「思い出は語り尽くせません」入団時の指揮官

[ 2020年4月10日 05:30 ]

関根潤三氏死去

87年にドラフト1位でヤクルトに指名され、関根監督(右)から指名のあいさつを受ける長嶋
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 関根氏の監督時代、87年のドラフト1位でヤクルトに入団した長嶋一茂氏(54)は「関根さんは私がプロ入りしたときの指揮官。野球への情熱を持っていろんなことを吸収していた時代ですから、もう思い出は語り尽くせません」と話した。

 小学校時代にテレビ局の大リーグツアーに参加した際、同行していたのが関根氏だった。これが初対面で「あのツアーで野球の話をさせてもらったのを覚えています」。父子で縁が深く、88年から2年間、関根監督の下でプレーした一茂氏は「濃密な関係を過ごさせてもらいました。亡くなったことが信じられない。野村(克也)さんに続いて恩師が2人、天国へ行ってしまった。ご冥福をお祈りします」と惜しんだ。

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