センバツ特集をバーチャル展示――甲子園歴史館

[ 2020年4月10日 13:22 ]

休館中の甲子園歴史館で展示されている「センバツ特集」
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 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため3月3日から休館している甲子園歴史館は10日、館内で開催できていない企画展「センバツ特集2020」を公式ホームページ(HP)上でバーチャル展示として開始した。

 展示品は、伝統校として選抜高校野球大会出場最多41回出場の龍谷大平安(京都)の2014年優勝寄せ書きサインボール、中京大中京(愛知)の中京商時代のユニホーム、高松商(香川)1960年優勝記念絵皿、報徳学園(兵庫)・小園海斗選手の実使用バット、旋風校として76年優勝の崇徳(広島)・山崎隆造選手のグローブ、77年準優勝の中村(高知)・市川幸輝監督のユニホームと準優勝メダル、済美(愛媛)・上甲正典監督の色紙、86年4強当時の新湊(富山)ユニホームなど。

 また、コロナ禍で史上初めて大会が中止となった今春の第92回大会に出場予定だった32校の出場決定時の新聞記事を紹介している。

 「センバツ特集2020」は3月3日から4月5日までの予定だったが、コロナ禍で休館措置をとり、開催できないままとなっていた。バーチャル展示について同館担当者は「外出自粛が続き、営業再開の時期は見えていません。当面の間、掲出させていただきます」と話していた。

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