ソフトB 厳戒8班で練習再開 工藤監督「ファンの皆さんと一緒にこの危機を乗り越えていきたい」

[ 2020年4月10日 05:30 ]

オンライン取材に応じる工藤監督(球団提供)
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月31日から活動を休止していたソフトバンクが9日、ペイペイドームと筑後市のファーム施設で自主練習を再開した。福岡県に緊急事態宣言が出される中、ポジション別に8班に分けて行われた。工藤公康監督(56)も視察する中、選手同士の接触も可能な限り避ける厳戒態勢での練習となった。

 10日ぶりの練習再開。報道陣はシャットアウト。中村晃選手会長によると、会話も距離を空けて行われた。ペイペイドームでの自主練習を視察した工藤監督はオンラインで報道陣に対応し「今はこういう時期。僕らがしっかり自覚した上で気をつけることが何よりも大事。選手の練習している姿は、凄く明るくてホッとした部分はあった」と感想を口にした。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、チームは3月31日から活動を休止した。感染者が増え続ける福岡県には緊急事態宣言も出されたが、選手会と球団が話し合いを重ね、感染リスクを抑える中での自主練習の再開を決めた。選手たちはポジション別に8班に分かれて密度を高めないようにし、ペイペイドームと筑後市のファーム施設で汗を流した。この日は77選手が、2カ所でトレーニングをこなした。中村晃選手会長は「群れて練習をしないこと。一定の距離を空けて話をするようにしている。絶対に感染者を出してはいけない」と話した。

 活動休止中は自宅でもできるトレーニングメニュー約30種類が選手たちに伝えられていたが、ボールを使った練習はできず、もどかしい日々を過ごしてきた。中村晃は「キャッチボールができる環境もないし、野手はバッティングもなかなかできない。球団から場所を与えてもらったので、細心の注意をしてやっていく。こういう練習をやるのも複雑ではあるけど、何とかこのスタイルでやっていければ」。この日は選手同士で打撃投手やノッカーを務め、少人数での練習をこなした。

 コロナの終息が見えず、開幕日は依然として未定。中村晃は「開幕はだいぶ先になると思う。何とか最低限、(コンディションを)維持できるようにしたい」と話し、工藤監督も「今できる最善を尽くす。素晴らしい開幕になるように、ファンの皆さんと一緒にこの危機を乗り越えていきたい」と神妙な顔つきで語った。今後は3勤1休のペースで、調整を進めていく。

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