広島・奨成 初の1軍C決定!異例の捕手5人サバイバル「去年とは違う自分を見せる」

[ 2020年1月21日 05:30 ]

談笑する中村奨(左)と森下
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 広島は20日にマツダスタジアム内で今年最初のスタッフ会議を開き、春季キャンプの1、2軍振り分けを決めた。捕手は異例の5人態勢で、中村奨成捕手(20)は3年目で初の1軍スタート。沖縄2次キャンプへの生き残りをかけた競争へ決意を新たにした。

 必ず脱落者が生まれる捕手サバイバルが始まる。佐々岡監督は就任1年目の春季キャンプに捕手5人で臨むことを決めた。緒方前監督時代の5年間は全て捕手4人でスタートしており、異例の大所帯で球春を迎えることになった。

 「会沢中心の中で2番手捕手をしっかりと競争してほしい。奨成も入っているし、生き残りをかけての競争になる。沖縄に行けるかは分からない」

 中村奨にとっては高卒3年目にして初の1軍スタートだ。プロ2年間で1軍出場はなし。1軍に初参加した昨秋キャンプに続くアピール機会を与えられ、「自分のレベルアップのためにやりたい。守備、打撃と総合力でしっかりアピールしたい。秋にいろいろと教えていただいて、オフもしっかりと振り込んだ。去年とは違う自分を見せたい」と気持ちを高ぶらせた。

 中村奨の抜てきについて入団から2軍で指導し今季から1軍を担当する倉バッテリーコーチは、「(ウエートなどの)オフのノルマはクリアしていた。1軍の緊張感の中でどれだけできるかを見てみたい。期待というか、出てきてほしい選手」と説明。さらに2月13日からの沖縄2次キャンプについて「基本的には4人のつもり」と構想を明かした。1軍捕手の5人(石原慶、会沢、坂倉、中村奨、石原貴)に加えて、1軍で若手を見極める方針もあって2軍スタートになった磯村を含めれば、6人のうち2人は沖縄切符を手にできない計算になる。

 佐々岡監督は「(2軍と)情報交換しながら、選手を入れ替える可能性はもちろんある」と予告した。捕手事情は磯村、坂倉の打力向上で混沌(こんとん)としている。中村奨が加わることができれば、競争はより激しさを増す。(河合 洋介)

 《森下&宇草ら大卒新人組も》大卒新人3選手の1軍スタートが正式に決まった。ドラフト1位・森下(明大)は合同自主トレで2度目のブルペン入り。捕手を立たせたまま43球投じ「試合で使ってもらえるようにアピールしたい」。外野手の同2位・宇草(法大)は「積極的にやりたい」と喜び、捕手で中村奨らと争う同5位・石原貴(天理大)は「初日からアピールしないと生き残れない」と意気込んだ。

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