阪神・近本へ“鳥内節”で太鼓判!2年目のジンクス「心配せんでええ」

[ 2020年1月21日 05:30 ]

関西スポーツ賞表彰式で笑顔で握手を交わす関学大アメフット部・鳥内前監督(右)と阪神・近本(撮影・坂田 高浩)
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 関西記者クラブ選定の「第63回関西スポーツ賞」の表彰式が20日に大阪市内のホテルで開かれ、特別賞を贈られた阪神・近本光司外野手(25)が出席した。母校の関学大アメリカンフットボール監督を昨季限りで退任して功労賞を受賞した鳥内秀晃氏(61)と初対面し、“鳥内節”で激励された。

 近本はラグビー日本代表のビンビー・ファンデルバルト(NTTドコモ)やオリックス・山本と並んで壇上に上がった。18年都市対抗を制した大阪ガスの一員として受賞(団体賞)した昨年に続く表彰式。今年は母校でもある関学大アメフト部を甲子園ボウル12度の優勝に導いた鳥内氏と初対面の機会を得た。

 鳥内氏 「(2年目へ)ちゃんとやってくれる? 分かった? ジンクス関係なし。プレッシャーちゃうで? あかんときは、しゃあない。切り替え、切り替え! 」

 近本 「ありがとうございます。頑張ります」

 顔を合わせるのが初めてでも、存在は在学中から、もちろん知っていた。「組織をつくるのが上手で、すごいなと。今日も話されていたように選手の人間性をしっかり指導される方というのは感じた」と壇上で聞いた鳥内氏のスピーチに改めて感銘を受けた。

 一方の鳥内氏も、159安打でセ・リーグの新人最多安打記録を更新し、同新人特別賞を受賞するなど1年目から大車輪の活躍だった母校出身のスピードスターを認める。

 「(期待することは)ない、ない。彼はもうやること分かっているはずやから。キャンプ近いんで。ケガなくやって」

 周囲が懸念する「2年目のジンクス」に関しても、近本には無縁というのが鳥内氏の考えだ。「ほっといて言うたったら、ええんちゃう? 書いといたって。そんなもん気にすんな。分かってるわ、と。本人は分かっている。心配せんでええ」と“鳥内節”で太鼓判を押した。近本本人も2年目のジンクスに対する恐怖心はないとしている中、監督歴28年を誇り、人心掌握にたける名将から心強いお墨付きをいただいた。

 「目指す数字というのは特にないので。2年連続盗塁王を狙って、タイガースの15年ぶりのリーグ優勝、そして日本一に向けて1年間しっかりやっていきます」。母校の誇る名伯楽から受けた熱い激励を胸に目前に迫る春季キャンプを見据えた。(阪井 日向)

 ▽関学大時代の近本 投手として入学も、チーム事情や肩肘の故障で3年時に外野手へ転向。3年春に打率・379、リーグ最多の10盗塁でベストナイン。4年春のリーグ戦初戦で右肘を骨折。同年秋に復帰し、1学年下の立命大・東(現DeNA)から本塁打を放っている。関西学生リーグ通算30試合、122打数43安打、打率・352、2本塁打、16打点、13盗塁。

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