【20年版球界新士録(7)】中日ドラ5・岡林 「全てを出し切れる」外野手一本で勝負

[ 2020年1月21日 08:30 ]

足、肩など自分をより生かせる外野手一本での挑戦を決めた岡林
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 自分をより生かせる方を選択した。投げては最速153キロ、打っても高校通算21本塁打、50メートル走5秒8と投打に高い素質を持つ岡林。二刀流挑戦も視野に入れていたが、春季キャンプから外野手一本で挑むことを決めた。

 「野手の方が自分の持っているものを全て出し切れると思った。投手だと足を生かせない。投げることは外野手だと返球で生かせる」
 兄で元広島の投手、飛翔さん(20)と一緒に小学2年で野球を始めた。投手として菰野に入学したが2年から中軸を打つようになり、最後の夏は三重大会の準々決勝・桑名西戦で3ラン。準決勝の海星戦で6失点と打ち込まれ甲子園出場を逃したが「自分が投げて最後は負けたけど、自分が打って勢いづいた試合もある」と二刀流で活躍した。

 プロでは投手、野手どちらかに絞らず適性を見極める方針だったが「両方やるのは厳しい。毎日試合に出たい気持ちがあった」と自ら野手を選んだ。投手への未練は「高校で出し切ったのでないですね」ときっぱり。その上で「チームだと大島さんみたいな選手になれたら」と俊足巧打の外野手を目指す。

 春季キャンプは2軍スタートが決定。独自調整が許されているベテランの大島もいる。理想の選手と同じ空間で野球をすることとなり「守備もバッティングも全て聞いてみたい」。ナゴヤドームの外野を駆け回る日は遠くないはずだ。(徳原 麗奈)

 ◆岡林 勇希(おかばやし・ゆうき)2002年(平14)2月22日生まれ、三重県松阪市出身の17歳。小学2年の時に松阪リトルで野球を始め、菰野では投手兼外野手としてプレー。甲子園出場はなし。19年ドラフト5位で中日に入団した。父・弘樹さん(46)は社会人サンジルシ醸造で投手、外野手としてプレー。兄・飛翔さんは17年育成ドラフト1位で広島に入団し昨季退団。1メートル75、74キロ。右投げ左打ち。

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