長谷川博己似のソフトB・岩崎 復活へ“開幕ダッシュ”成功の「麒麟がくる」にあやかる!

[ 2020年1月21日 05:30 ]

ハイビスカスを耳に、石垣島での公開自主トレを終えた岩崎翔(左)と嘉弥真新也
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 2020年、麒麟(きりん)も、岩崎もくる――。ソフトバンクの岩崎翔投手(30)が20日、沖縄県石垣市内で自主トレを公開した。戦国武将・明智光秀の生涯を描く今年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演俳優・長谷川博己に顔が似ている岩崎は、復活と2017年以来の最優秀中継ぎ投手のタイトル獲得へ意欲を見せた。

 7日発売の週刊誌「FLASH」内の企画で、長谷川博己と激似として写真が並べられたばかり。この日、練習を見守った妻・美奈さんも「今日、気づきました。そう言われて見たら、ふとした表情が似てますね」と納得の笑みを浮かべた。

 周囲からの情報提供で掲載誌を読んだ岩崎は「自分では似ていると思わないけど有名な方と似てるのはうれしい。僕も知名度を上げていく」と共闘宣言。初回視聴率も19・1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と“開幕ダッシュ”に成功した「麒麟~」にあやかる気は満々だ。

 ドラマの舞台は室町時代末期、群雄割拠の戦乱中。岩崎も嘉弥真、甲斐野、モイネロ、杉山、加治屋、ルーキーの津森らとし烈な勝利の方程式加入争いを繰り広げる。岩崎は大河ドラマ第59作目の“麒麟”より「1」多い「60試合は投げたいです」と中継ぎ戦国時代を勝ち抜く意志を明確にした。

 2017年に“8回の男”として72試合に登板し6勝3敗、40ホールドでパ・リーグ最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。一度は中継ぎで天下を獲った右腕が、18年に右肘を2度手術。18、19年と登板は2試合のみだった。来季へ懸ける思いは強い。

 この日は小雨が降る中、岩崎は石垣市営球場のブルペンで19球。直球14球、カーブ4球、最後はカットボールで18日からのブルペン3連投を締めた。

 「もう投げられる状態にある。70、80%、仕上がっています。不安はゼロではないが、今までと違う不安。抑えるため、どうしたらいいかを考えられています。3年前のように投げたいし、勝ちパターンに入りたい」

 復活ロードは順調。長谷川博己演じる明智光秀の進撃と歩調を合わせてもう一度、天下を騒がせる。

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