レタスに変えて…阪神・岩田、米国で“ハンバーガートレ”「これええやんって思って」

[ 2020年1月21日 05:35 ]

阪神・岩田

 阪神・岩田稔投手(35)が年明けの米国自主トレ中に「ハンバーガートレーニング」に努めたことを明かした。ハンバーガーと言えば、ジャンクフードの代表格。スポーツ選手の食事としてはマイナスのイメージを持たれるかもしれないが、目に留めたのは米国で流行しているバンズをレタスに変えたハンバーガーだった。

 「“プロテインスタイル”っていうのがあって、パンがレタスに変わるんですよ。これええやんって思って」

 約3週間弱の滞在中に好んで食したことには岩田なりの狙いがあった。「(ハンバーガーは)タンパク質ばっかりで意外に炭水化物少ないでしょ。日本食もおいしいけど、いろんなものが出てきて食べてしまうじゃないですか」。昼は大盛りのサラダで腹を満たし、夜はあえて“プロテインスタイル”のバーガーのみにすることで一日全体として過剰摂取を控えた。「人と違うことばっかりしてるんで」。笑って振り返った食事法で自主トレに励むエネルギーを蓄えた。

 本業のトレーニングでも2年連続でアリゾナ州フェニックスにあるスポーツ施設「フィッシャースポーツ」を拠点とし、「いいトレーニングの内容で、自分にとってはとてもプラスに感じた」と充実の時間を過ごした。同施設では同僚のガルシアやブルージェイズの守護神・ジャイルズとも練習を共にし、「(ジャイルズは)体の使い方がめちゃくちゃうまい。柔軟性をうまく使っている」と刺激をもらった。

 今後は鳴尾浜球場や母校の関大グラウンドで春季キャンプに備える予定だ。昨季は2年ぶりの白星を挙げた一方で3勝止まり。15年目の今季も先発左腕として健在を示すため準備は整った。(阪井 日向)

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