楽天 浅村がキャリアハイの33発 FA移籍1年目 清原、江藤超えた

[ 2019年9月26日 23:15 ]

パ・リーグ   楽天7―1西武 ( 2019年9月26日    楽天生命パーク )

初回無死二塁、左中間本塁打を放った浅村 (撮影・西川祐介)
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 楽天の浅村が、レギュラーシーズン最終戦となった26日の西武戦(楽天生命パーク)で「レオキラー」ぶりを見せつけた。初回、先頭のオコエ、辰己の連打で先制してなおも無死二塁。相手先発・松本航の投じた外角高めのフォークを見逃さなかった。左中間への33号2ラン。西武時代の昨季にマークした32本塁打を超え、キャリアハイを更新した。

 「手応えはあった。まさか昨季の数字を上回ることができたのは良かったです」

 移籍1年目の今季、古巣・西武戦は打率・303、27打点、11本塁打の数字を残し、いずれも球団別ではトップだった。「僕はそこまで(古巣を)意識はしていない」と言うが、西武にとっては脅威の存在になっていた。

 新天地ではチームで唯一全試合に出場し、打率・263、92打点、33本塁打という成績でシーズンを終えた。「自分の中ではもっとやれると思っていたので、悔しさの方が強い」と振り返るが、33本塁打はチームトップタイでリーグ3位タイ。FA移籍1年目の本塁打数は清原和博、江藤智(ともに巨人)の32本塁打を超え、過去最多となった。

 ソフトバンクとのCSファーストSに向け「とにかくチームが勝つための一打を打ちたい」と次なる戦いに目を向けた。

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2019年9月26日のニュース