中日、昨年より13日早く自力V消滅…先発ロメロ7四球で自滅 与田監督「必要以上に考え過ぎ」

[ 2019年7月4日 21:25 ]

セ・リーグ   巨人5―3中日 ( 2019年7月4日    東京D )

<巨・中>2回、坂本勇に満塁本塁打を浴びた先発・ロメロ(撮影・大塚 徹)
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 中日は首位・巨人にカード3連敗を喫し、自力優勝の可能性が消滅した。

 先発・ロメロが自己ワーストとなる7四球を与えるなど、制球難で自滅。坂本勇に満塁弾を浴び、来日最短となる4回4失点でノックアウトされた。

 打線は平田の犠飛、阿部の適時二塁打などで2点差に迫ったものの序盤の4失点が響き、追いつけず。与田監督は「両チーム満塁のチャンスがあり、どっちが先取点を取るかという形で、うちはああいう形で取られた」と初回1死満塁で高橋が三ゴロ併殺に倒れた自軍に対し、巨人は2回2死満塁で坂本勇が満塁弾と対照的な形になったことを悔やんだ。

 この3試合はいずれも先発投手が5回持たずに降板。指揮官は「打たれる前に必要以上に考え過ぎ。ドーム球場の広さや巨人打線、長打力のある打者…。過剰になっていた」と指摘した。

 自力優勝の可能性が消滅したのは昨年より13日早く、前半戦での消滅は17年の7月2日以来。与田監督は「シーズンは終わっていない。シーズン最後まで全力で戦う」と前を向いた。

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2019年7月4日のニュース