阪神 メジャー75発男獲り、32歳ソラーテ内野手 既に大筋合意

[ 2019年7月4日 02:40 ]

阪神が獲得に動いているソラーテ(AP)
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 逆襲へダブル補強だ!阪神が新外国人としてメジャー通算75本塁打のヤンガービス・ソラーテ内野手(マーリンズ傘下=32)の獲得に乗り出していることが3日、分かった。交渉を開始しており大筋合意に達しているもようだ。両打ちの強打者で内外野を守れる万能タイプだ。加えて、緊急トレードも成立し、巻き返しを狙う矢野阪神が異例の大型補強に踏み切った。チームはこの日、DeNA戦に延長11回の末に勝利し連敗を4で止めた。 

 阪神はリーグ5位のチーム得点(295)に沈むなど、安定感際立つ投手陣とは対照的に得点力不足に悩む。この日の試合前までも22イニング連続無得点。そんな窮状を打開するべく、新助っ人獲得へ動き出していることが判明し、球団関係者の1人も「調査は継続しています」と認めた。

 白羽の矢を立てたソラーテは、ベネズエラ出身で32歳のスイッチヒッターだ。14年に名門・ヤンキースでメジャーデビューを果たすと、75試合に出場。当時メッツに在籍していた松坂(現中日)からも本塁打を放っている。シーズン途中に移籍したパドレスと合わせて10本塁打を放った。翌15年にはキャリア最多となる152試合に出場し、打率・270、14本塁打、63打点をマークするなど、レギュラーに定着した。

 17年には自己最多18本塁打をマークするなど、右左関係なくパワフルな打撃が大きな魅力。1メートル80センチと決して大柄ではないものの、全身を使ったフルスイングで逆方向にも長打を量産できる。守備でも三塁、二塁など内野全ポジションに左翼もこなすユーティリティーとしての能力も高く、起用の幅は広がる。

 チームは今季、昨季限りで退団したロサリオに替わる大砲としてマルテを獲得したが、3月中旬に右ふくらはぎを痛めて開幕2軍。昨季途中から加入したナバーロを打線に据えたものの、15試合で打率・209、0本塁打、2打点と物足りない数字で降格。入れ替わりでマルテが復帰したが起爆剤とまではなれず、ここまで一度も4番を任されていない。

 ソラーテは、今季ジャイアンツに所属も5月に自由契約となって、マーリンズとマイナー契約を結んだ。この日、米国のサイト「トレードルーモア」はソラーテの去就について「マーリンズが保有権を手放して日本行きに向かっている」との記事を投稿。阪神はすでに交渉に入っており、大筋合意に達しているとみられる。

 連敗は4でストップしたものの、首位・巨人とは6・5ゲーム差のデッドラインに来ており、これ以上、離されるわけにはいかない。巻き返しへ、投手陣に疲れが出始めることが予想される夏場は打線の奮起が不可欠。ソラーテに「Vの使者」としての期待がかかる。

 ◆ヤンガービス・ソラーテ 1987年7月3日生まれ、ベネズエラ出身の32歳。05年にアマチュアFAでツインズと契約。レンジャーズを経てヤンキース時代の14年4月2日にメジャーデビュー。同年7月トレードでパドレス移籍。主に三塁を守る。18年1月にトレードでブルージェイズへ。今季はジャイアンツで開幕。5月に自由契約でマーリンズとマイナー契約。守備は三塁のほか内野全ポジションと左翼をこなす。17年WBCベネズエラ代表。1メートル80、93キロ。右投げ両打ち。

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