広島・ジョンソン背信、今季3度目の3回KO 打線が6試合ぶり先制した直後に5失点

[ 2019年7月4日 19:20 ]

セ・リーグ   広島―ヤクルト ( 2019年7月4日    マツダ )

<広・ヤ>3回5失点で降板のジョンソン (撮影・奥 調)
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 広島のクリス・ジョンソン投手(34)が今季7勝目を懸けて先発登板したが、最下位のヤクルト打線に3回5失点と打ち込まれてKOされた。

 交流戦で5年ぶり4度目の最下位に終わった広島は、リーグ再開後も1分けを挟んで4連敗中とここまで白星なし。この日は上位打線を大幅に変更し、今季8人目となる1番には2番が定位置だった菊池涼を2015年8月20日の中日戦以来1414日ぶりに配置し、これまで主に5番や3番を打っていた西川を2017年5月20日の中日戦以来775日ぶりプロ2度目の2番に、3番にはメヒアが初めて入った。

 初回はお互いに3者凡退と静かなスタートとなったが、広島は2回、先頭・鈴木が左翼線二塁打で出塁し、1死三塁としてから小窪の遊ゴロの間に鈴木が生還。6試合ぶりに先制点が入ったが、直後の3回に暗転した。

 先頭で打席に入った投手の高橋が放った三塁線のゴロを小窪がエラー。続く山田哲に左前打を許して無死一、二塁となったところで吉田の送りバントを処理した捕手の石原が間に合わない三塁へ送球して野選となり、満塁。続く青木の左前適時打で2点が入り、あっという間に逆転されると、2死後、中山に右越え3ランを被弾。その裏、無死一塁で打席が回ると代打・磯村が送られ、降板となった。

 ジョンソンの投球内容は3回で打者18人に77球を投げ、5安打5失点。1三振を奪い、与えた四球は2つだった。なお、3回KOは今季3度目となる。

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2019年7月4日のニュース