ソフトB和田、675日ぶり本拠白星「2年もかかって…本当にすいません」

[ 2019年7月4日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―1楽天 ( 2019年7月3日    ヤフオクD )

ソフトバンク先発の和田(撮影・中村達也)
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 第一声で、苦笑いしながらファンに言った。「2年もかかってしまって、本当にすみません」。ソフトバンク・和田のヤフオクドームでの勝利は17年8月27日のロッテ戦以来、675日ぶり。その時以来のお立ち台だった。

 岸との投手戦を制した。「1点勝負になると思っていたので、先に点は絶対取られないという気持ちで投げた」。今季4試合目で最長の7回を投げ切り、4安打に封じて無失点。7回のウィーラーの打席ではこの日最速の145キロをマークするなど直球が走った。

 無駄な時間はない。左肩の故障のリハビリ期間も1軍の試合を見続けた。「自分なら、こう抑えると考えながら見ていた。つらい時間だったけど、諦めずにリハビリをしたことが今につながっている」。投げられなくても、考えることはやめなかった。

 この日は母・照子さんの65歳の誕生日。「偶然だけど、勝てて良かった」。チームは今季最長の6連勝をマークし、直接対決で2位・楽天に4ゲーム差。ベテランが鷹軍団の勢いを加速させた。

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2019年7月4日のニュース