紅龍旗争奪野球 決勝は静岡ガスVSトヨタ自動車

[ 2019年7月4日 05:30 ]

スポニチ後援 紅龍旗争奪野球   第7日 ( 2019年7月3日    東京D )

 準決勝2試合が行われた。昨年王者の静岡ガスは投打でスリーボンドを圧倒。トヨタ自動車はタイブレークの末、西部ガスを下した。4日午前8時から決勝が行われ、静岡ガスは2年連続11度目、トヨタ自動車は初優勝を目指す。

 静岡ガスは、野手転向4年目の8番・渡辺が4―0の5回、左翼席へダメ押し2ラン。「今年3発目ですけどドームは初めて」と振り返った。中大時代は1学年上の沢村(巨人)1学年下の鍵谷(同)と神宮のマウンドを経験したが、入社後に右肘痛で投手を断念。「エースになるつもりだから悔しくて。でも生き残りたかった」。地道な練習の末、今季スタメンに定着。「(日本ハムから巨人に移籍した)鍵谷に先日メールしたら“頑張ります”と返信が来ました。僕もね」。舞台は違うが、渡辺は決勝でも輝く。

 トヨタ自動車は、終盤のピンチを好守でしのぎ、接戦を制した。3回に左翼へ適時二塁打を放ち、タイブレークの8回無死満塁でもサヨナラ押し出し四球を選んだ4番・小野は「守備でリズムをつかむウチらしい戦いができました」と胸を張った。王者相手の決勝に向け、榎本克成監督は「当たって砕けろの気持ちでぶつかっていきます」とチャレンジャー精神を強調した。

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2019年7月4日のニュース