DeNA・石田 2番手で圧巻9人斬り「中継ぎを休ませることができてよかった」

[ 2019年7月4日 22:52 ]

セ・リーグ   DeNA7―2阪神 ( 2019年7月4日    横浜 )

<D・神>お立ち台でタオルを掲げる(左から)戸柱、石田、大貫(撮影・島崎忠彦)
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 まさに快刀乱麻を断つ。DeNA・石田が圧巻の投球で阪神打線を沈黙させた。

 先発・大貫の後を受けて6回のマウンドへ。高山からの打線を3者凡退に抑えると、7回も3人でピシャリ。8回には1死から大山に左前打を許したが、続くマルテを三ゴロ併殺打に仕留めた。

 「久々の3イニングだったけど、一人一人しっかりアウトに取ろうと投げた。(他の)中継ぎ投手を休ませることができて良かった」

 9連戦。同じ左腕のエスコバーは前日まで5試合連続で登板しており、それだけの石田が3回を好投したのは価値があった。ラミレス監督も「リリーフ陣全体にとっても大きかった」と賞賛した。

 17、18年には2年連続で開幕投手も務めた石田。現在は「中継ぎ(というポジション)に慣れてきた。コンディションもいいし、理想のボールが投げられている」という。

 中継ぎとしての試合への入り方や、ブルペンで「いくぞ!」と告げられるまでの準備の仕方…。この日も最速は150キロをマーク。マウンドに上がった際は2点のリードだったが、終わってみれば5点差で快勝。石田の好投が攻撃にもリズムを生んだのは間違いない。

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2019年7月4日のニュース