広島・ローレンス 来日初登板初先発も村上に満弾被弾で5回6失点KO 12球連続ボールから痛恨の一発

[ 2019年7月3日 19:48 ]

セ・リーグ   広島―ヤクルト ( 2019年7月3日    マツダ )

<広・ヤ>広島先発のローレンス (撮影・奥 調)
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 広島に今季加入したケイシー・ローレンス投手(31)が3日のヤクルト戦(マツダ)で来日初登板初先発。5回に村上から満塁弾を浴びるなど5回6失点で降板した。

 待ちに待った初のマウンドはホロ苦いものとなった。初回、最初の打者である山田哲に3ボールから甘く入った変化球を左前打されると、1死から青木を四球で歩かせて一、二塁。続く村上に中前適時打され先制を許すと、5回に悪夢が待っていた。

 先頭の中村に右前打された後、2死二塁まで持ち込みながら山田哲に対して3球連続ボールとなってから申告敬遠。これで一、二塁としてから急にストライクが入らなくなった。

 続く吉田には4球連続ボールで四球を与えて満塁。さらに青木にも4球連続ボールで押し出しの四球を与えて0―2となると、村上にはボール、ストライクの後の3球目、内角低めのチェンジアップを右翼スタンドに運ばれる満塁アーチを被弾した。12球連続ボールの後に浴びた満塁弾で0―6。その裏、打席が回ると代打・松山が出て降板となった。

 ローレンスの投球内容は5回で打者23人に78球を投げ、4安打6失点。3三振を奪い、与えた四球は4つだった。

 4日のヤクルト戦(マツダ)は現在登録抹消中のジョンソンが先発するため、もともと結果に関わらず“1日限定”の1軍昇格だったローレンスだが、あまりに悔しい来日初マウンドとなった。

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2019年7月3日のニュース