楽天、三好と広島・下水流トレード 右の打力補強へ平石監督「期待しています」

[ 2019年7月3日 05:30 ]

楽天へのトレードが決まりナインにあいさつする下水流(中央)(撮影・奥 調)
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 楽天・三好匠内野手(26)と広島・下水流昂外野手(31)の交換トレードが2日、両球団から発表された。右打ちの外野手や代打が手薄な楽天と、右の内野手の補強を目指していた広島の思惑が一致した。

 下水流は今季2試合の出場にとどまっているが、昨季は自己最多の67試合で打率・263、4本塁打をマーク。パンチ力があり、平石監督は「うちには少ない右バッター。外野の争いに加わってもらいたい。期待しています」と話した。楽天はトレードで昨オフに広島から福井ら、開幕直前にもDeNAから熊原を獲得した。今季はここまで2位と昨季の最下位から巻き返しており、13年以来の優勝に向けて積極的な補強を見せている。

 ◆三好 匠(みよし・たくみ)1993年(平5)6月7日生まれ、福岡県出身の26歳。九州国際大付では1年夏に外野手として甲子園で出場。3年時のセンバツではエースとして準優勝に導いた。11年ドラフト3位で楽天に入団し、内野手に転向。通算成績は199試合に出場し、打率・205、4本塁打、19打点。右投げ右打ち。1メートル74、75キロ。

 ◆下水流 昂(しもずる・こう)1988年(昭63)4月23日生まれ、神奈川県出身の31歳。横浜高では3年春夏に甲子園に出場し、センバツでは8年ぶりの優勝に貢献。青学大―Hondaを経て、12年ドラフト4位で広島に入団。通算成績は133試合に出場し、打率・245、9本塁打、31打点。右投げ右打ち。1メートル78、88キロ。

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2019年7月3日のニュース