広島・九里、粘投報われず2カ月ぶり黒星「先制点を与えてしまった」

[ 2019年7月3日 05:30 ]

セ・リーグ   広島1―3ヤクルト ( 2019年7月2日    マツダ )

先発し6回2失点と好投した九里 (撮影・奥 調)
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 広島・九里の粘投は報われなかった。6回114球を投げ、4安打2失点(自責1)。不運な形で4月29日、ヤクルト戦以来の4敗目を喫し「先制点を与えてしまったし、何とか最少失点で…という気持ちだったので」と自らを責めた。

 2回、中山に先制ソロを被弾。先頭・青木に二塁打を許した4回など走者を背負って粘ったが、自身の暴投が絡んだ6回2死二塁で中村の遊ゴロを田中広が後逸(記録は失策)し、不運な決勝点を失った。「野手の方にはいつも助けてもらっているので」と冷静に受け止めた。

 プロ初完封を飾った前回6月25日の楽天戦から中6日での登板。安定感が増してきた右腕に、佐々岡投手コーチは「真っすぐに力があるから変化球が生きる。そこは継続してほしい」と期待した。

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2019年7月3日のニュース