各地で急死したスカッグス投手を追悼 ナショナルズのコービンは背番号を変更して先発

[ 2019年7月3日 11:37 ]

マーリンズ戦で背番号を46からスカッグスの45に替えて先発したナショナルズのコービン(AP)
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 27歳の若さで急死したエンゼルスの故タイラー・スカッグス投手を追悼するセレモニーが2日にメジャーの各球場で営まれた。

 シカゴやアトランタでは試合前に同投手の映像を電光掲示板に映し出し、全選手が整列して黙とう。エンゼルスが試合を行ったレンジャーズの本拠地「グローブライフ・パーク・イン・アーリントン」ではグラウンドキーパーがマウンドの後ろにスカッグス投手の背番号45を赤い色で書き込んだ。

 2010年にスカッグスとともにエンゼルスからダイヤモンドバックスにトレードされたナショナルズのパトリック・コービン(29)は、自身の背番号を46から45に代えてマーリンズ戦に先発。7回を1失点と好投したものの今季8勝目(5敗)を挙げることはできなかった。

 エンゼルスの先発ホセ・スアレス(21)は帽子に「RIP(安らかにという意味)45」と記してマウンドに登場。4回で3失点という内容だったがこちらも勝ち投手にはなれなかった。

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