楽天・岸「和田さんについて行けた」6回まで無失点も…一発に泣く「失投も失投」

[ 2019年7月3日 21:47 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―1楽天 ( 2019年7月3日    ヤフオクD )

<ソ・楽>7回1死満塁、デスパイネに満塁本塁打を浴びる岸(撮影・岡田 丈靖)
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 楽天は1発に泣き、今季2度目、最長タイの5連敗を喫した。

 先発の岸が2回以降毎回安打を浴びながらも6回まで無失点。0―0の7回1死満塁から、デスパイネに中越え満塁弾を被弾した。124球目、141キロの直球を痛打され3敗目。「1点はくらいの気持ちで投げていた。失投も失投。僕の責任。一番、最悪な展開になってしまった」。岸は敗戦の責任を背負い込む一方で「(ソフトバンク)和田さんと投げ合ううれしい気持ちもありました。僕もついて行けたという気持ちもある」とも口に。西武時代の16年以来3年ぶりに投げ合った左腕と、息詰まる投げ合いを展開した心持ちを素直に口にした。

 平石監督は「立ち上がりから特別よかったわけじゃないけど、修正してしっかり抑えてくれた。なかなか援護できなかった」と岸を擁護した。8回まで単打のみの4安打無得点と押さえ込まれた同い年の相手左腕には「コントロールがよかった。見るからに速いとは思わないけど、手元でキレを感じたと思う」と脱帽。5連敗にも「シーズン通せば必ず波がある。しっかり切り替えて前を向いて、また明日、攻めていけるようにしたい」と話した。

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