巨人・原監督&中日・与田監督、序盤から“リクエスト合戦” 判定覆ったのは…

[ 2019年7月3日 18:20 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2019年7月3日    東京D )

初回無死一塁、暴投の間に進塁を狙った亀井の二塁アウト判定にリクエストする原監督(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 巨人と中日の一戦は序盤から“リクエスト合戦”となった。

 中日は初回、2死三塁からビシエドが左翼フェンス直撃の二塁打を放って先制。しかし、与田監督は打球がフェンスを越えていたのではないかと球審・柳田に指摘。審判団が協議してリプレー検証を行うと、打球はフェンス上部に設置されたネットに当たってグラウンドに跳ね返っており、当初の判定通り二塁打となった。

 巨人は1番・亀井が右前打で出塁すると、坂本勇への初球がワンバウンドになったのを見て二塁へ。捕手・木下もすかさず送球してベース上のタッチプレーは際どいタイミングとなり、二塁塁審・佐々木はアウトの判定を下した。

 セーフを確信していた亀井はこの判定に驚いたリアクション。すると、ベンチの原監督がすかさずリクエストを要求し、こちらの判定は覆ってセーフに。丸の同点適時打、大城の勝ち越し適時二塁打につながった。

 中日は2回にも巨人先発の桜井を攻め、2死満塁から京田の2点適時打で逆転。しかし先発の吉見が2回も無死一、二塁のピンチを背負い、桜井の送りバントを一塁・ビシエドが三塁へ痛恨の野選。与田監督はリクエストを要求したが判定は覆らず、リクエストは失敗。続く亀井の2点適時打で再び巨人が逆転に成功した。

続きを表示

この記事のフォト

2019年7月3日のニュース