神戸国際大付 3回打者一巡で一挙5点!高校46発・柴野が口火の適時二塁打

[ 2019年5月26日 17:09 ]

2019年度春季近畿地区高等学校野球大会 1回戦   神戸国際大付9―5京都国際 ( 2019年5月26日    佐藤薬品スタジアム )

<京都国際・神戸国際大付>3回の第2打席で適時二塁打を放った神戸国際大付・柴野琉生
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 神戸国際大付が打で圧倒。1―0の3回に打者一巡の猛攻で5点を奪い、一度もリードを許さなかった。京都国際は6回に3点を奪うなど反撃したが、及ばなかった。

 高校通算46発のスラッガー、神戸国際大付・柴野琉生外野手(3年)は3回1死二塁の場面で左中間に適時二塁打を放ち、この回の猛攻の号砲を鳴らした。「自分のバッティングができた」。直後に4番の西尾将毅外野手(3年)が右越えに2ランを放ち、チームは一気に勢いに乗った。ただ、その他の打席は全て凡退して5打数1安打。「残りの打席ではタイミングを外されてしまった」と不満の残る結果に終わり「自分が打席に立つときは、ランナーを全部かえすつもりでやらないと」と反省しきりだった。

 帽子の裏には「小さな栄光、大きな挫折」の文字。「栄光をつかむためには、高校野球は挫折もたくさんあるけど、そのたくさんの挫折を生かすため」とこの一文を刻んだ理由を話す。夏の甲子園に出場するためには、選抜大会でベスト4に入った強豪・明石商を倒さなければならない。「近畿で優勝して、夏に勢いよくいけるようにしたい」と、まずは4年ぶりの近畿大会制覇へ意気込んだ。

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2019年5月26日のニュース