DeNA完敗 虎キラー浜口が誤算…3被弾で自己最短KO「攻め方を見直したい」

[ 2019年5月26日 18:28 ]

セ・リーグ   阪神7―0DeNA ( 2019年5月26日    横浜 )

<D・神>2回2死一、二塁、5失点降板の浜口(右)の向こうで厳しい表情のラミレス監督(撮影・北條 貴史)
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 今季2度目の零敗と投打に精彩を欠いた。

 誤算は虎キラー・浜口遙大投手(24)の乱調だった。試合前まで同カード通算5勝1敗の左腕が、近本の先頭打者弾を含め3発を食らい、1回2/3、5失点KO。「要所々々で甘く入った。大事な先頭打者に打たれるなど、もう一度攻め方を見直したい」と入団3年目で自己最短の降板劇を猛省した。

 打線も本来の球威を取り戻した阪神・ガルシアから連打を奪えない。4回1死一、二塁ではホセ・ロペス内野手(35)の投ゴロをガルシアが二塁へ悪送球したが、三塁に達した宮崎敏郎内野手(30)がオーバーランでタッチアウト。球団最多の3万2099人が詰め掛けたスタンドからタメ息が漏れた。

 前日に阪神戦連敗を「7」で止めたアレックス・ラミレス監督(44)もショックを隠せない。「浜口は高めのボールをうまく捕らえられた。前回(19日ヤクルト戦・2安打完封)は良かったけど、きょうは変化球は甘いし、ストレートもシャープじゃなかった」と首をひねった。散発4安打に終わった打線には「ガルシアは9回にも151キロを計測していた。非常に安定していたし、予想していたよりいい出来だった」と話した。

 指揮官は今季就任4年目を迎えたが、本拠地での阪神戦勝ち越しなしの状態が続いている。

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2019年5月26日のニュース