松坂“二刀流”の活躍で2勝目!プロ20年目初マルチ安打&力投6回1失点

[ 2018年5月20日 16:25 ]

セ・リーグ   中日6―1阪神 ( 2018年5月20日    ナゴヤD )

<中・神>4回無死、左前打を放つ松坂
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 中日の松坂大輔投手(37)が20日の阪神戦に先発。6回を投げ3安打1失点と力投し今季2勝目を挙げた。打ってはプロ20年目で初となるマルチ安打を記録。投打でファンを魅了した。

 松坂は前回13日の巨人戦では右ふくらはぎの張りで3回途中に緊急降板。移籍後初の中6日で今季5度目のマウンドに上がった。

 初回、先頭打者の植田が初球にセーフティーバントを試みたが、松坂はきっちり処理して1球でアウトに。糸原、福留を三振に斬り10球で終えると、2回も3者凡退に抑え上々の立ち上がりとなった。

 3回には長坂に初安打を許してから才木の死球で1死一、二塁と走者を背負うも植田、糸原を連続三振に仕留めた。

 序盤に4点の援護をもらった松坂は4回、5回も3者凡退に抑える。6回に糸原に適時二塁打を許したが、最少失点で切り抜けた。

 キャンプでランチ特打を行うなど打撃も注目される松坂は、4回の第2打席で阪神先発・才木から左前打を放ち、国内では06年6月9日の阪神戦以来4363日ぶり、日本球界復帰後初となる安打。5回2死一塁でも才木のスライダーを引っ張り、三遊間を破る左前打で2打席連続安打を記録した。

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