法大右腕・高田が2勝目 エース候補に名乗り「次は完封」 青木監督「成長してくれた」

[ 2018年5月20日 14:50 ]

東京六大学野球春季リーグ戦第6週第2日   法大4―2早大 ( 神宮 )

<早大・法大>法大先発の高田
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 リーグ戦初完封勝利目前だった法大の2年生右腕・高田孝一(平塚学園)が9回2死からタイムリーを浴び、完投もなくなった。「やっぱり、あのへんが力不足なところです」と反省したが、うれしい2勝目にナインから祝福され笑顔も見せた。

 今季は東大に連勝したものの白星はその2勝のみ。早々に優勝戦線から脱落し11シーズン天皇杯から遠ざかっている。思わぬエラー、無謀な走塁、チャンスで打てない打線など苦しい戦いは続いている。

 反省が口をつくことが多い青木久典監督もこの日は「高田のピッチングに尽きるんじゃないかな。欲を言えば完封して欲しかったが。立大戦なんか5回で勝ち投手の権利を意識して同点に追いつかれたり甘さがあった。それがなくなって成長してくれたかな」と久々に笑顔を浮かべた。エース候補に名乗りを上げた高田。「次は完封できるように投げます」と力強く締めくくった。

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2018年5月20日のニュース