【中畑清氏視点】筒香 4番&菅野撃ちでつかんだ復調の兆し

[ 2018年5月20日 09:47 ]

セ・リーグ   DeNA5―1巨人 ( 2018年5月19日    東京D )

<巨・D>初回2死一塁、筒香は左越えに先制2ランを放つ
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 DeNA・筒香はやっぱり4番が合うね。初回の先制2ラン。真っすぐ系を逆方向へという意識になるフルカウントから外寄りの真っすぐをイメージ通り左翼席へ。逆方向へ押し返すような一発。前日29イニング連続無失点を続けていた菅野から打ったイメージが残っていたと思う。

 より高いレベルを目指してフォームを試行錯誤。タイミングが取れず、思い切りのいいスイングができないから打球がスタンドまで届かない。そんな不安を、日本を代表する投手からホームランを放って解消。この日の一発につなげた。

 欲を言えば、5回の左前打。1―0から2球目の外の真っすぐ。引っ張って右翼席に放り込める球だった。でも、ヒットになっただけでも、まずはよしとしよう。自分が打ってチームが勝つという結果も残せたし、ここから浮上していけるんじゃないかな。

 4番、そして菅野でつかんだ復調の兆し。4安打した梶谷の1番もいいね。当分この形でいってもらいたい。(スポニチ本紙評論家)

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2018年5月20日のニュース