ヤクルト中尾 前日の風張に続くプロ初勝利 記念球は「母に」

[ 2018年4月9日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト7―4巨人 ( 2018年4月8日    神宮 )

<ヤ・巨>プロ初勝利の中尾(右)は小川監督に祝福される
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 2年目左腕のヤクルト・中尾がプロ初勝利を挙げた。4―4の5回に2番手で登板すると3回1安打無失点。6回に味方が勝ち越し、白星が舞い込んだ。チームは前日の風張から2戦連続で勝利投手がプロ初勝利となった。

 「打線が点を取ってくれるまでゼロでいこうと思った。攻めの投球ができた」

 最速146キロの直球とスライダーを駆使して4奪三振。6回2死一、二塁では、大城をスライダーで二ゴロに仕留めた。今季4試合目、プロ通算6試合目で勝利を手にした。

 愛知・杜若高から名古屋経大を経て16年ドラフト4位で入団。幼少期に両親が離婚し、名古屋市内で居酒屋「団」を経営する母・美恵さん(50)が女手ひとつで育ててくれた。ウイニングボールを手に「ずっと応援してくれた母にあげたい」と笑顔で話した。

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2018年4月9日のニュース