【追球】楽天 成功のち失敗…柳田シフトは“もろ刃の剣”

[ 2018年4月9日 09:25 ]

パ・リーグ   楽天4―5ソフトバンク ( 2018年4月8日    楽天生命パーク )

<楽・ソ>6回1死一塁、柳田が三塁線を破る二塁打を放つ
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 楽天の梨田監督は柳田を打席に迎えると、遊撃・茂木を二塁ベース寄り、三塁・ウィーラーを三遊間の位置で守らせた。外野手はほぼ定位置。指揮官は「統計的にフライはあってもゴロはあの方向(三塁線)にはいかない」と説明する。4回はこの「柳田シフト」が奏功した。通常シフトなら二塁ベース後方へ落ちる打球を、回り込んだ茂木が捕球した。

 しかし、6回1死一塁の場面だった。池田―嶋のバッテリーは3球で追い込んだが、4球目の外角直球で柳田に三塁線を破られた。二、三塁とピンチを広げ、内川に先制犠飛を許した。嶋は「前の空振りを見て外角を選んだ」と唇をかんだ。

 定位置なら三塁手の守備範囲だったが、データをもとに打ち取る確率を高めたシフトが裏目に出た形だ。「こっち(ベンチ)がそうしているわけだから」と梨田監督。極端な「柳田シフト」が、“もろ刃の剣”となってしまうこともある。 (君島 圭介)

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