大谷 20人目で完全逃すも冷静「来る時が来たというか…特に何もなかった」

[ 2018年4月9日 09:37 ]

ア・リーグ   エンゼルス6―1アスレチックス ( 2018年4月8日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>試合後、インタビューを受ける大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は8日(日本時間9日)、本拠地アナハイムでのアスレチックス戦に先発し、7回1安打無失点、12三振1四球で開幕2連勝を飾った。先頭から圧巻の19者連続斬りを披露し、7回1死まで無安打無四球投球。毎回の12三振を奪い、本拠地初登板で観客から大きな拍手を浴びた。

 試合後、「昨日負けて1勝1敗で僕に回ってきたので、何とか先制点まで一人一人抑えたいなと思っていきました。立ち上がりから至って自然体で臨めたと思っています」と冷静な表情で振り返った大谷。

 ノーヒット(完全投球)に気付いたのは「5回くらい。そのくらいに気付きました」だったという。7回1死、2番セミエンに左前打を打たれて“快挙”は逃したが「来る時が来たというか、そこに準備して初回からずっと抑えていたので、そうなった時にしっかりと次のバッターに向かっていける準備をしたいなと思っていっていたので。特に何もなかったです」。続くローリーを歩かせて1死一、二塁のピンチを招くも後続をデービスを投ゴロ、オルソンを空振り三振に斬って無失点で切り抜けた。

 フォークで空振り三振に仕留めたオルソンについては「やっぱり一発のある素晴らしい打者なので、たまたまいいところにいって抑えていたけど、3ラン打たれるかもしれないので、結果的に一番いいところにいった」と振り返っていた。

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