盛岡大付 終盤4得点で3回戦進出 粘る松商学園を突き放す

[ 2017年8月16日 10:44 ]

第99回全国高校野球選手権大会第8日   盛岡大付6―3松商学園 ( 2017年8月16日    甲子園 )

<松商学園・盛岡大付>力投する盛岡大付・三浦端
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 第99回全国高校野球選手権大会は16日に甲子園球場で大会8日目が行われ、第1試合は盛岡大付(岩手)が松商学園(長野)を6―3で下し、3回戦進出を決めた。

 盛岡大付は7回から毎回の4得点を奪い2回戦突破。7回と8回に計3本の適時打、9回には4番・比嘉の右越えソロが飛び出し、粘る松商学園を突き放した。先発の三浦は6回を投げて5安打1失点と好投。7回からは1回戦で1失点完投の平松がマウンドに上がり、リードを守り切った。

 松商学園は先発の青柳真が6回1/3を投げて8安打4失点。6回まで5安打2失点と好投を続けたが、7回に崩れ、この回途中に降板した。打線は6回に4番・藤井の左越えソロで反撃開始。2―5と3点を追う8回は1死一、三塁の場面での相手バッテリーミスで三塁走者がホームを踏んだが、その後は追加点を奪えなかった。

 盛岡大付の1番・林はこの試合で5打数2安打2打点と活躍。2回には先制の左前適時打、さらに7回には右翼への適時二塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。試合後は「三浦と平松が粘り強く投げてくれて助かった」と投手陣を称えた林。7回の2本目の適時打については「エンドランのサインが出ていたので、思い切ってスイングした」と振り返った。3回戦の相手は強豪校の済美。「素晴らしいチームなので、全力でぶつかりたい」と力強く語った。

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