大阪桐蔭に追い風?直近の全国優勝2度はいずれも順延2日

[ 2017年8月16日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権大会

 2回戦4試合は雨天中止で、16日に順延となった。日程は1日ずつ繰り下げられ、準々決勝翌日の休養日はそのままで、決勝は23日に行われる。出場予定だった8校は15日、甲子園球場内の室内練習場で1時間45分ずつ調整。17日に2回戦を控える大阪桐蔭は自校グラウンドで約3時間調整した。

 台風5号の影響で開会式と1回戦3試合が開幕前日の段階で順延が決定した今大会。15日の2回戦4試合も雨の影響で、16日に順延された。この2度目の雨天中止が春夏連覇を狙う大阪桐蔭にとっては追い風といえなくもない。

 春夏計6度の全国優勝を誇る同校。思えば今春の選抜大会も2度の雨天順延を経て2度目の頂点にたどり着いた。14年夏もそうだ。この時は台風11号の余波で開幕日から2日連続で全試合中止。この大会も結局順延は2日だけで、夏4度目の優勝へつなげた。直近の全国優勝2度はいずれも順延が2日。福井主将は「そういうジンクスをプラスにとらえたい」と歓迎した。

 自校グラウンドで約3時間、ケース打撃などで調整。17日の智弁和歌山との2回戦に備えた。ブルペンで35球投じたエース右腕の徳山も「いいジンクスですね」と笑った。春の近畿大会では1回戦で対戦して3失点完投。「コースに投げ分ければ打ち取れる」と自信をのぞかせた。

 歴代最多64勝を誇る高嶋仁監督とは甲子園で初対決。同43勝で追う西谷浩一監督は公私で親交が深く、4日の抽選会後に食事をともにするなど心待ちにする一戦だ。12年春夏連覇時のエース藤浪(現阪神)から12日にアイスクリームの差し入れも届いた。吉兆データとともに史上初、2度目の快挙へ突き進む。(吉仲 博幸)

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