聖光・小泉 いとこの瀬川と一緒に甲子園出場するため東京から留学

[ 2017年8月16日 18:49 ]

第99回全国高校野球選手権大会2回戦   聖光学院5―4聖心ウルスラ学園 ( 2017年8月16日    甲子園 )

<聖光学院・聖心ウルスラ学園>6回1死一塁、4−6−3の併殺を完成させる聖光学院。左から遊撃手の瀬川、二塁手の小泉
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 同宿対決で話題を呼んだ試合は、聖光学院が逆転で聖心ウルスラ学園を下し3回戦に進出した。

 初戦でベンチを温めた小泉徹平(3年)が7番二塁で初出場。1点を追う4回には先頭打者として右前打を放ち同点のホームを踏んだ。

 「甲子園に来てから調子は上がっていたし、出る準備はしていた。自分が流れをもって来ようと思って打ちました」

 6回の守りでは1死一塁から二ゴロを遊撃の瀬川航騎(同)と併殺を完成させた。この2人、いとこ同士で瀬川と一緒に甲子園に出たいと小泉は東京から福島に留学。昨年もこのコンビで守っており、さすがに息はぴったり。「ぼくらは優勝を目指してきたから、きょうの勝利は通過点です」と話す。同宿対決のため、これまで聖心ナインとはエレベーターなどで一緒になっても会釈するくらいで会話はしなかったという。「今夜宿で会ったら気持ちを考えながら接したい」と相手を思いやっていた。

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