前橋育英、荒井監督に誕生日勝利贈る 雨天順延で“吉兆”

[ 2017年8月16日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権大会第8日   前橋育英―明徳義塾 ( 2017年8月16日    甲子園 )

練習を終え引き揚げる前橋育英・荒井監督 
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 第99回全国高校野球選手権大会第8日(甲子園)は15日、試合予定の時間帯に雨が予想されたため中止となり、2回戦4試合は16日に順延となった。今大会の順延は2度目。日程はさらに1日ずつ繰り下げられ、決勝は23日となる。試合予定だった8校は甲子園の室内練習場で1時間45分ずつ調整。前橋育英(群馬)は荒井直樹監督の53歳の誕生日となる16日に明徳義塾(高知)と対戦する。

 雨が前橋育英・荒井監督に最高のプレゼントを運んできた。2回戦が1日ずれたため、試合当日の16日に53歳の誕生日を迎えることになった指揮官は「優勝したときも2回戦が誕生日。勝ちをプレゼントしてくれるなら、こんなうれしいことはない」とナインに2度目のバースデー勝利をお願いした。

 エースの高橋光(現西武)を擁して初出場初優勝した13年も2回戦の樟南戦が誕生日だった。高橋光が完封勝利して勢いに乗り、頂点まで一気に駆け上がった。昨年は11日の嘉手納との初戦で敗退。甲子園で誕生日を迎えることはできなかったが、3度目の出場で2度目となったバースデー試合は“吉兆”といえる。相手の明徳義塾は馬淵史郎監督の節目の甲子園通算50勝目が懸かる。対戦が決まった後、敵将とスーパー銭湯でバッタリ遭遇。「“よろしくお願いします”とあいさつした」と笑ったが、「家族」と呼ぶ選手たちが指揮官に白星を届ける。

 選手は甲子園の室内練習場で汗を流した。左手首骨折が完治しないまま強行出場を続け、1回戦の山梨学院戦で一発を含む3安打3打点の活躍を見せた飯島は「監督に勝ちをプレゼントしたい」と誓った。9日の試合後も打撃練習はせず、次戦もぶっつけ本番となるが「一発で仕留めるという集中力は高い」と一撃必殺で4番の役割を果たす。(東尾 洋樹)

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