前橋育英が3回戦進出、荒井監督に誕生日白星 明徳・馬淵監督、甲子園50勝お預け

[ 2017年8月16日 11:24 ]

第99回全国高校野球選手権大会第8日2回戦    前橋育英3―1明徳義塾 ( 2017年8月16日    甲子園 )

<前橋育英・明徳義塾>力投する前橋育英の先発・皆川
Photo By スポニチ

 第99回全国高校野球選手権大会第8日は16日、甲子園球場で2回戦4試合が行われ、第2試合は前橋育英(群馬)が明徳義塾(高知)との緊迫した投手戦を3−1で制し、全国制覇した13年以来となる3回戦進出。この日53歳の誕生日を迎えた荒井直樹監督にとってうれしい誕生日プレゼントとなった。

 1、2回と先頭打者が出塁し、得点圏に走者を置きながら無得点だった前橋育英打線は3回1死三塁から3番・戸部が中前適時打で1点を先制。7回には1死二塁から、2番・堀口の適時二塁打で待望の追加点を挙げると、戸部が左翼への適時打で続きリードを広げた。

 先発の皆川は、最速140キロ後半の直球を主体に、スライダー、チェンジアップの変化球を織り交ぜ、相手打線を翻ろう。9回に2死から1点を奪われたがマウンドで躍動すると、2番手・丸山が最後を締めた。

 明徳義塾は、皆川の前に打線が沈黙。9日の日大山形(山形)との1回戦ではリードを許しながら中盤に追いつき、延長戦を制したが、この日は及ばなかった。馬淵史郎監督は、甲子園通算50勝に王手をかけていたが、節目の記録は来春以降に持ち越された。

続きを表示

この記事のフォト

2017年8月16日のニュース